金型製作の最終工程が仕上です。
機械加工精度が向上しているとはいえ、最終的には人の手による仕上が必要となります。
どこで何が作用しているかなど、経験と勘が必要な部所です。日本のものづくりの礎のひとつでもあります。
マシニング等で加工した鋼材を研磨や手仕上により微調整を行い、組付けていきます。
組み上がった金型をプレスに乗せ上型下型の合わせをしていきます。面や刃部をチェックし、干渉などあるようなら再度仕上げていきます。
調整が終わるとパネルを使用し、プレスしていきます。
プレスし終わった製品パネルを計測し、製品精度のチェックをします。不具合があればさらに仕上調整していきます。
トライプレスで最終チェックし、客先からOKが出れば型が移換されます。国内型であれば量産工場へ、海外型であればシッピングとなります。